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犬猫の寒さ対策について(年末年始の診療・歯石除去キャンペーンのお知らせ)

2025年12月1日

こんにちは、赤塚犬猫病院です。 

冬の寒さは人だけでなく、犬や猫にとっても大きな負担になります。 

今回は、犬猫の寒さへの弱さと、その対策についてお話しします。 

 

犬猫の耐寒性の違い 

 

• 犬の場合 

小型犬や短毛種は寒さが苦手です。 

例としてチワワ、イタリアングレイハウンド、ミニチュアピンシャーなどが挙げられます。 

犬の被毛には「ダブルコート(上毛+下毛)」と「シングルコート(上毛のみ)」があり、下毛は防寒・保温の役割を担っています。 

そのため、下毛がないシングルコートの犬は寒がりが多い傾向があります。 

 

• 猫の場合 

猫は種類に関係なく寒さに弱い傾向があります。 

もともと砂漠のような暑く乾燥した地域にルーツを持つため、寒さへの耐性が低いと考えられます。 

 

• 年齢による違い 

犬猫ともにシニア世代(7歳〜)になると筋肉量が減り、体温調節が難しくなるため寒さに弱くなります。 

 

寒さを感じているとき、犬猫は次のような仕草を見せます。 

 

• 震える 

• 身体を丸める 

• 興奮していないのに毛を逆立てる 

• 毛布や布団に入りたがる 

 

日常の中でこうしたサインをよく観察してみてください。 

 

寒さ対策のポイント 

 

• 室内環境 

暖房器具(ストーブやヒーター)で部屋を暖めましょう。 

乾燥対策として加湿器を使い、湿度を50〜60%に保つことも大切です。 

 

• 居場所の工夫 

よく過ごす場所に毛布やブランケットを敷いたり、ペット用ヒートマットを利用すると効果的です。 

ただし、低温やけどやコードの誤飲には注意してください。 

 

• 散歩時の工夫 

外に出るときは服を着せたり、地面が冷たい場合は靴下を履かせるのもおすすめです。 

 

これからますます寒くなります。 

犬猫の仕草をよく観察し、適切な寒さ対策をしてあげることで、安心して冬を過ごすことができます。 

ぜひご家族と一緒に、ペットたちとの楽しい冬をお過ごしください。 

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