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熱中症対策について

2025年7月16日

梅雨が明け本格的な夏の到来を感じるようになりました。

 

  今月はワンちゃんとネコちゃんの熱中症対策についてご紹介します。

 

  室内:

  まず室内の温度ですが、ワンちゃんは人間より暑さに弱く、汗腺も少ないため 25℃前後、湿度50~60%が適正とされています。

  ネコちゃんはワンちゃんよりは暑さに少し強いので27度前後、湿度50~60%が適正とされています。

 (年齢や種類、病気のあるなしにより異なりますのでご注意ください。)

  同じ場所に長くいると熱がこもってしまうので、休める場所が複数あると良いです。

  飲み水はできるだけ新鮮で、常温の水を置きましょう。

 その子によって飲み方や場所の好みがある場合もあるので、飲みやすい状況を作ってあげてください。

また、性格などにより日常的に水をあまり飲まない子は、夏の暑い時期だけウェットフードやスープ状のおやつをあげるのも有効です。

 

 

  屋外:

  外出の時はまず地面の熱さを確認してください。

 足の裏をやけどしたり、人間より地面から近い場所にいる分暑さを感じやすかったりします。

  なるべく日中の暑い時間帯をさけ、早朝や日の入り後にお出かけすることをお勧めします。

  当院でも早朝7:00からの診療を始めましたので、日中の外出を避けたい方は是非ご利用ください。

  適度に日陰で休憩時間を設けましょう。

 休憩の際に水分補給をしたり、水にぬらしたタオルをかけて風を当てたりすると体温を下げることができます。

 また保冷剤を直接体に当たらないよう布にくるめて首元、脇や内股に当てるのも有効です。

 直接当てると急な冷却により血管を収縮して循環を悪くしてしまうこともあるのでご注意ください。

 

  もし熱中症になったら…

 

  以下のような症状がみられたら熱中症の可能性があります。

 

  はぁはぁと激しい呼吸(パンティング)、よだれが出る、耳の内側が赤い(体温の上昇)、ぼーっとしている、ふらつく、食欲がない、嘔吐や下痢が見られるなど。

  暑い中で体調の変化がありましたら悪化する前にまずは涼しい場所で休み、病院まで早めにご相談ください。

 

  まだまだ暑い時期が続きますが、工夫してワンちゃん、ネコちゃんと楽しい夏を過ごしましょう。

 
下末吉赤塚犬猫病院

下末吉赤塚犬猫病院

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